モドル

■ワイルドアームズセカンドイグニッション

 ワイルドアームズ2!久々にRPGなんぞをプレイしてみる。で、主人公にはまる。
彼と幼なじみの女の子の関係が、可愛らしくって嬉しい。こういうなんとももどかしい関係が私は個人的に大好きです。ブレスオブファイア4でも思ったけどフォウルとマキさんの、微妙に好きあってそうな関係が好き。ラブラブな関係もそれなりに好きだけどねえ〜。あんまりラブラブすぎると眩暈がしそうになってしまうので…。
本当は好きなんだけど…みたいな。障害があるとなおよし。最終的にはくっつくけどそれにいたるまでの様々な出来事、事情、そいうのがすきなのです。だから、私は少女漫画ちっくな話をついつい好いてしまうのでしょう。簡単にくっついてしまったら面白くないやん。お互いに誤解や遠慮を乗り越えて、最終的にはくっつくというその黄金パターンが…。
結局、別れちゃうんも嫌いやないけどね。
やっぱり、最後はハッピーエンドで終わって欲しいなあ。夢見がちな私としては。WA2も、そのパターンで終わって欲しいんですけど。
 願わくば、途中で主人公にアプローチをかけてくるような美女(そう、幼なじみのライバルとしては、彼女よりも美人で大人な女性ってのも時々パターンですね。)が出てきませんように。だって、幼なじみのマリナさん可愛いねんもん。
 願わくば、彼女がストーリー上の都合で、人質にされてしんじゃうとか、さらわれて洗脳されて主人公に殺されるとか、そいうパターンになりませんように。洗脳はなさげだけど。
どうみても戦闘力に乏しそうだし。

…訂正。主人公にはまっているんじゃなくってマリナさんにはまってるのかも。意味もなく、彼女に話し掛けたりしてるし…。


WA2のマリナさんが可愛いというてますが、WAのかっぷりんぐとしてはどうやら、アシュレー×リルカが一般的?らしいです。
そのそれぞれのかっぷりんぐの主張を読んでいると、なんだかFF7のエアリスかティファかという論争を思い出しました。ですが、FFの場合、クラウドがどっちが好きかということをはっきり書いてなかった上にプレイヤーによってどっちをひいきするかが選べたので、どっちのかっぷりんぐにもそれなりの根拠が成り立つでしょうが。

今回のWA2は、ストーリーの展開上、主人公のアシュレー君が随所で幼なじみの女性に対する思いを吐き出してくれるので、私はそのまま誘導されてしまいました。アシュレー×リルカというのを聞いても、リルカも主人公のことが好きだったのか…と思うくらい。ていうか、ストーリーも序盤だから全然話がわかってないせいもあるでしょう。

しかし…マリナさんが好きそうな綺麗な石を見つけたら、「こいうの好きだったよな。」と呟き、しかも任務が終わった後に、仲間らの前で臆面もなく「タウンメリアに行く(マリナさんが住んでます)」という主人公を前にしては、現時点では私もいや、アシュレーにはこいつがいい!とはいえません(^^;)
だって、本人が彼女のことを好きやいうてんねんから。そうか、じゃあ幸せになってくれ…いいね、ラブラブで、以外になんの感想もいだけん。
ていうか…主人公ってなんて幸せ者なんだ…。そもそも、いっちゃん最初に敵の攻撃を受けて本当に死にかけた時に、マリナに戻ると約束したから…とかいう理由で、復活してるんだ、こいつは。

…二人で幸せになってくれ。マリナさんを泣かせないでね…ってことで。


 世間様は、そろそろWA3発売に備えていらっしゃるというのに。まだまだリアルタイムに進む私のはまり、ワイルドアームズ2。
物語はいよいよ中盤戦にさしかかろうとしています。
ブラッドの復活。魔界柱の破壊。
主人公アシュレーはさまざまな試練を乗り越えて、「英雄」としての道を歩み始めているかのようです。

そして…やっぱりでたか、大人の美女。
マリナさんに恋のライバル登場で、アシュレーを巡る色恋沙汰に新たな波紋が!?

「お前は私の半身…。」
 初っ端からアシュレーに対して熱烈なアプローチをかけまくる美女、カノン!

「ここには大好きな人としかきたことがないの…。」
 パーティメンバーの特権?!魔女っ子リルカもアシュレー狙い!?妹同然からレベルアップなるか?!

「アシュレーみたいに強くなりたい…。」
 アシュレーの帰りをひたすら待ちつづけるマリナ。出番は少ないが、たまに入ってくるラブラブイベントは回をおうごとに強烈に。幼馴染、強し!

いやあ、誰とくっつくか、楽しみですねえ。実はHPの情報でもうすでに知ってたりもするんですが。ていうか、アシュレーももう言いたい放題というか、あなたよくもまあ恥ずかしげもなくそんなことゆうなあという台詞爆発でございます。

「世界は僕が守ってみせるよ。だから、マリナは僕の戻ってくる場所を守っていて。」
↑僕の帰る場所は君だよ、といいたいらしい。

…ええい、見ているこっちが恥ずかしいわ!


面白いですね、このゲーム。あの二人の愛の軌跡が。
すでにRPGとはかけ離れた部分に楽しみを見出してしまった私。イベントが終わるごとに、
「さあ、またアシュレーはマリナに会いに行ってくれるかな?」
とわくわくしながらイベントを進めてます。最早、他のキャラクター眼中になし。

今回もやってくれました主人公。
宇宙で行方不明になり、亜空間に紛れ込んでしまった彼を救ったのは、かつての「英雄」、剣の聖女アナスタシアと幼馴染で、且つ彼の意中の人、マリナ呼び声でした。(イベント最中、アナスタシアに「やってることは大胆なのにマリナさんにはおくてなのね」といわれてましたが、どこみとんねんって言いたい。危険な任務が終わるたびにマリナさんに会いに行って彼女の部屋で抱き合ったりしとる奴のどこがおくてやねん!!(^^;))

 亜空間から帰還したアシュレーは、真っ先にマリナさんに会いに行ってるし…。(←普通は仲間のとこを先に回ると思うんだけどねえ。)それをみたリルカが
「嬉しいけど、少し、寂しい。」(←リルカはアシュレーのこと好きなのか?と思わせる台詞。もうちょっとリルカが年いってれば、立派にマリナさんのライバルだったのに…。ていうか、リルカって年いくつ??)というのも無理はない。アシュレーよ、愛も大切だが友情も大切にすべきだ。ま、感動的な再会シーンでしたさ…泣き出すマリナさんをアシュレー君がぎゅっと抱きしめたりして。(笑←いや・・・感動しました。)

 おおっと、オクテを返上するか?!アシュレー!キスぐらいは、アリやろー、今ならガードの固いマリナさんも許してくれるはずや!一気に幼馴染の微妙な関係からレベルアップや!(ていうか、もうすでにいつの間にか恋人ちっくになってるが。)家庭用ハードだからこんなもんだが、これがもしパソコンのそっち系ソフトやったら、絶対にこいう展開になったらこんなほのぼのでは終わるまいと思いつつ、イベントを先に進める。

 やっぱりでたか、マリナさん誘拐事件。なんかの形で絶対に主人公の正体がマリナさんにばれると思っていたよ。

 テロリストの残党にさらわれたマリナを助けにいくアシュレーとその仲間たち。マリナに手をかけようとした敵から彼女を守るために、アシュレーはロードブレイザーに変身。辛くも敵を倒したものの、恋人の異形の姿を受け入れることの出来ないマリナの言葉に、アシュレーは
「大切なものを失ってしまった…」
と、苦しみ。マリナもマリナで、アシュレーを受け入れてあげられなかった自分に、”弱い”自分自身に一人で苦しむことに…。

ああ、長い説明でした。ご苦労様です。
で、マリナにふられちゃったと思い込んだアシュレーは動揺のあまり、体に潜むロードブレイザーに支配されかかってしまうのだ。このままでは、世界に魔神が蘇ってしまう!!アシュレーの理性が残っているうちに、ロードブレイザーごとアシュレーを殺さなければ!?まさに緊迫の一瞬!

にやり。

そこで、マリナ登場です。身の危険も顧みず、ロードブレイザーに変身しているアシュレーを抱きしめ、謝罪とアシュレーへの思いを口にするマリナ。今までは二人きりのときにしかいってなかったのに、どうやらマリナも吹っ切れたらしいです。ARMSのみなさんも仰天。It's a 告白タイム〜〜。
しかし、ロードブレイザーには通じなかった。首をしめられて、マリナ、ピンチ!ていうか、周りの人も助けてあげようよ…。それでも、めげないマリナは切々とアシュレーに対するメッセージを投げかけ…そして、アシュレーは正気を取り戻して、マリナのところへ戻ってきたのでした。めでたしめでたし。

…このイベントが終わった後は、さすがの私もおなかいっぱいで…。ここまでやったら、もう結婚するしかないねえ。もう他の人の入る余地無し。マリナさんは、
「私がアシュレーの戻る場所になる…」
っていうてるし。これって浮気してもいいけど、最後は私のところへ帰ってきて…ってとってもいいかな〜(笑)まあ、アシュレーにそんな甲斐性があるとはとても思えないが。

さて、次はどんなラブシーンで私を笑わせてくれるだろうか、にやり。
そして、ロードブレイザーと生身で対等に渡り合ったマリナさんに最強の称号を!(笑)


しかし、アシュレーって主人公で熱血ですけど、家庭に入ったら絶対に平々凡々なご主人になりそうです。いるじゃないですか、結婚しても家庭に収まりきれないタイプの主人公って。
 でも、アシュレーはなんといっても愛の戦士(笑)ですから。平和になった世界でマリナさんを一人残したりはしますまい。マリナさんもずっと傍にいてくれなきゃいやとはいわんかもしれんがせめて一ヶ月くらいは…と思ってそうだし。そのうち、子供でも出来たりとか(にやり)彼はいいお父さんになりそうです…誰のことかって?
勿論、アシュレー君のことです。

 先日、何処かのHPで、キャラに声当てるとしたら誰か?というアンケートを目にしました。

「俺はマリナと添い遂げる!」が個人的に大ヒットしました。

↑わかる人だけ、判ってください。ちなみにこれはアシュレーの声をあててほしい声優さんに対するコメントです。…檜山さんがやったキャラクタの名台詞の一つ…。


 ちうわけで、クリアしましたーー!ネタばれになるけど、かいてまえ。ほんとにほんとで、アシュレーはパンやさんになってしまうんですねえ。しかも、奥様は可憐な幼なじみ、マリナちゃん。まあ、元々熱血ではあるもののそんなに攻撃的な性格?ではなかった彼ですのでこれはこれで非常に幸せなのではないでしょうか。それよか…私には一年後にアシュレーとマリナの間に双子が生まれてることのほうが吃驚です。

 アシュレーもやあ…オクテオクテ言われてたわりに…本編が終わった途端に、そうくるか。ていうか、ストーリー上の都合ってやつだろうとおもうけど。
しかし…ええなあ、可愛いお子さん二人に可愛い妻。いまだかつて、EDでこんなに現実的な幸せを手に入れた主人公がいただろうか。

 ラストボスを倒した直後の、マリナとアシュレーのラブラブっぷりに私、とうとうとどめを刺されてしまいました。
「僕は変わったかな…?」
と問うアシュレー。二人、何故かキスしてみたり。
ああううう、こんな街中でキスなんかして〜〜〜。これじゃあ、電車とか、人の目があるところでキスするカップルと変わんないよう(涙)
そして、マリナの台詞。アシュレーの問いかけに対して、
「キスが遠くなった。」

・・・・・・・・・・・・・・・・。そうか、私がしらんかっただけで、二人の仲はもうそこまで。っていうか、シナリオライターでてこい!こんなこっぱずかしい台詞を連発させてんのはだれだぁぁぁぁぁーーーーーーー。


でも、好きなのです、このカップル。
マリナの前では、アシュレーはリーダーでも英雄でもない、ただの普通の男の人でいられるような気がするから。きっと二人はこれからも喧嘩したり仲直りしたり、泣いたり笑ったり。平凡で普通の人生を二人で生きていくでしょう。普通の日常生活、というものがどんなに得がたいものか知っている二人は、ずっと幸せに暮らせることと思います。

と、いうわけで、めでたしめでたし。


モドル