モドル

■CASE266

 コンプリーツのCASE266です。
僕のひみつ体験が、楽しいひとときを
提供してくれましたんで
これもやってみました。

ちょうど2年位前の作品かな。

10年前のレイプ事件の犯人が
脱獄して同じ犯罪を繰り返す。
で、それをとっつかまえようとする
新米刑事と十年前にレイプ犯を
ブタ箱にぶち込んだ熟練刑事のコンビ。

捜査を進めて、犯人を捕まえろ、
やれ、聞き込みだ、張り込み捜査だ、
とくると思いきや。

犯人がいそうなところに移動したら
いきなり…

それらしき二人組みを見つけた
新米刑事さんが
「フリーズ!」
と銃を突きつけて…。

…え??

犯人、つかまってんやん。

聞き込み捜査で推理して、
張り込みして、先回りして…


推理AVGの王道はどうしたんだーーーー(笑)


実は…本当のEDってのは
発砲許可を上からもらってから
犯人を捕まえないと
見れないそうです。

発砲許可が下りるのが
事件発生20日後。
つまり、20日間は
犯人を捕まえたらいけない。
しかも、犯人のいる場所は
ランダムで毎日変化します。
だから、事前にセーブしといて
犯人を捕まえてしまったら
リセットしてやりなおす…ちゅー。

をいをいをいをい。

まあ、水色の地図の警官よりは
よっぽど真面目だわ、この刑事さんは。
一生懸命だしね。


このゲームですが、
ネタがネタだけに、Hぃところってのは
レイプ犯が女の人を襲うところだけ。
主人公たちはそれを追いかけてる
刑事さんですので、そいうシーンには
全く絡みません。
ひたすら犯人を追いかけてます。

だから、なんていいますか…
主人公が女の人と
Hぃことするわけじゃないから…
いうなれば、エロビデオをみてるような
感覚のゲームって感じですかね。

アメリカの市警の刑事二人が
レイプ犯を追う!って設定自体は
かなり私好みだったんですが、
雰囲気は味わえるだけってのは
むなしいです。

推理…という要素がないのに、
一日無駄にいろんな場所を
歩き回らなければならないのは…
歩き回ることによっての
ストーリーの進展が少ないのに
なんで無駄に場所を選べるんだ…みたいな。
これだったら特に移動する場所を
選べなくっても、コマンド選択式の
AVGでいいじゃないか、と思ってしまう。
それくらい、単調な移動選択でした。

まあ、メッセージスキップがあるので
そんなには気にならないんですが、
ここのスキップシステムは
未読も既読も一緒くたに
飛ばしてくれるので、気を抜いたら
犯人との会話もみんなすっとばしてしまう(笑)

と、まあ、色々書いてしまいましたが、
実は、新米刑事さんと熟練の刑事さんの
キャラクターはいかにもいかにもで
気に入りました。若さで突っ走ろうとする
新米さんを熟練さんが怒鳴ったりとか、
お約束どおりの展開が嬉しい(笑)

で、キャラデザも渋くっていいなと
思っていたら、これって

僕の秘密体験の人と
同じ人がキャラデザだそうです。

そういわれてみれば似てるけど…
えらく趣向が違うというかなんというか。
シリアスとギャグを使い分けて
いるんだなあと。

そうそう、それとコンプリーツって
ガッツを出しているソフトハウスと
合資会社…なんですって。
つーか、そっちのほうが
驚いた。



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